皆さんこんにちは!
“ミニマリストモドキ”の杏奈です。←
今回は、色についての怖いお話。
これは特にミニマリストビギナーや、逆にミニマリストを極めた(?)方やシンプリストがやりがちな事。
それは、家中真っ白にしてしまうということ。
- 白は無難!
- 清潔感がある!
- 生活感が無くせておしゃれ!
- ミニマリストといえば白っしょ!
- もう白以外考えられない!
- うをぉ~!!!白!白!
などという安易な理由で家具や家電、生活雑貨はもちろん、
壁、床、天井まで隅から隅まで白にこだわり、家中全てを真っ白にしてしまうと、
大変危険だということをお教えしたくこの記事を書きました。
その危険度は、
MAXが100だとすれば、1000000くらい危険。
いや、本当に。
では、なぜ一見良い事しか無さそうな“白”が危険なのかをお話していきます。
そもそも、白じゃなくてもいい
ミニマリストたるもの、
“白”を選ばなければいけないんじゃないのか。
家は真っ白でないといけないのではないのか?
答えは NO×
ミニマリストとはそもそも、最小限のものしか持たない人の事をいいます。
決して色にこだわる必要はありません。
どんな色を持っていても構わないのです。
決して色を統一しなくても、
カーテンはピンク。冷蔵庫は赤。
炊飯器は黒でベッドシーツはブラウンでもいいんです。
これは私の個人的な考え…というか勝手な予測?ですが、
日本人は完璧を求めすぎるところがあるので、「色もシンプルじゃなきゃ!」と、
ミニマリストの定番カラー(というか必須カラー?)は白!という偏りすぎたイメージが定着し、特に初心者やストイックな方が家中白で統一するようになったような印象を持ちました。(特にお金持ちミニマリスト←)
「ミニマリストになったのだから、白で統一させなくては!」
…ではなく、
そこは好きな色でおけい。
その方が自宅に帰ってきた時になんとなくHAPPYな気持ちになるものです。
ミニマリスト
持ち物をできるだけ減らし、必要最小限の物だけで暮らす人。自分にとって本当に必要な物だけを持つことでかえって豊かに生きられるという考え方で、大量生産・大量消費の現代社会において、新しく生まれたライフスタイルである。「最小限の」という意味のミニマル(minimal)から派生した造語。 出典 (株)朝日新聞出版発行/「知恵蔵」知恵蔵について 情報
もちろん良いこともある◎
とはいえ、白には素敵なイメージ、良い効果もあります♡
“白”が与えるポジティブイメージ◎
純粋・無垢・真面目・誠実・始まり・出発 etc…
- お部屋を明るくし、スッキリと綺麗なイメージにしてくれる
- 光を反射することでお部屋を明るく、空間に広がりを持たせられる
- 清潔感を感じさせる
- 生活感が無く、オシャレな印象
白は、うまく使う事。
これがミソです◎
家中真っ白の危険性
色の効果は、私達が思っている以上に私たちの身体や精神状態に大きな影響を与えます。
特に“白”は、純粋、清潔感というイメージ以上に精神を脅かしてしまうほどの強いパワーを持っており、深い喪失感を表す色でもあります。
猛烈に心身のエネルギーを消費し、燃え尽きてしまった虚脱状態にある時に、人は無意識に“白”を選びがちになるとも言われています。
家中を“白”で統一するデメリット
▽ネガティブイメージ
冷淡・虚無・薄情・無・緊張・雪・寒い etc…
- 白で統一する事によって病院のようなお部屋になってしまう事がある
- “汚してはいけない”というイメージから、緊張感や警戒心で心をいっぱいにし、“落ち着かない”印象になってしまう。また、その白を汚してしまうと、喪失感や絶望感などの心理状態にさせてしまうこともある。ピリピリイライラソワソワ
- 白は光を反射する為、長時間その部屋にいることで目が疲れてしまい、脳にまで影響を与える
- 冷たい雰囲気になりがち
- 疲れを感じさせる
- いかんせん落ち着かないので注意散漫になりやい
家族が集まるリビングを、それこそ何も置かずに真っ白にしている方がいます。
リビングは、疲れた体をホッと一息させてくれる場所。
家族団らんやお友達が集まる場所。
「シンプルでスッキリ!」よりも、
「癒される場所」を目指しましょう。
改善方法
白には、
他の色を特別引き立ててくれる効果があります。
例えば、観葉植物やお花を置いたり、
テーブルクロスやカーテン、ベッドシーツなどはお気に入りの色にすると
“シンプル”というコンセプトを崩さず、お部屋はパッと明るいまま、
それぞれの色が際立ち、冷たい印象を変えることが出来ます◎
絶対に家中“白”がいい!!!という方は、
パキっとした真っ白ではなく、オフホワイトなどの優しい白にすると少し柔らかい印象になります。(それでも茶系や緑など癒し効果のある色を入れるようにしてくださいね。)
我が家のテーマカラーは紺(or青)×白
実家にいる時は私の家族は全員女なので、
女性らしいデザインのものや色を選ぶ事が多かったのですが、
今の主人と同棲を始める時に、
「男性がいる家に女っぽさがあるのは何か嫌だなぁ…」
という私の変なw思いから、白をベースに深みのある青系統の色を選ぶようになりました。
(その前に【世界の日本人妻】という番組で、ニューヨークにお住いの元宝塚トップスターの和央ようかさんのブルーを基調にしたゴージャスなご自宅を拝見して憧れたのもありますがw)
我が家のような何もないお部屋でも、ゲストに「高級感があるね」とお褒め頂けるのは“紺”の効果かも知れません。…ニトリ様LOVE。
まとめ
- そもそも、ミニマリストが“白”にこだわる必要は無い
- 白には身体や精神状態に大きな影響を与えてしまうほど大きなパワーを持っている
- “負”の力も強いので、家中真っ白は今すぐやめてください
- 白は上手に使うことで強い味方になる
- 対策…家中真っ白ではなく、差し色を入れること
ちょっと怖い言い方をすると、
白は味方に付けるととても強いけど、
敵に回すととてつもなく恐ろしいもの。
つまり、上手にお付き合いすることで白の良い効果を発揮させることが出来ます。
あまりストイックになりすぎず、
お家を“何も無いシンプルな空間”ではなく、
“癒しの空間”を目指すと自然と暖かい雰囲気になり、
“帰りたくなるお家”になっていきます。
何事もやりすぎは禁物!
のんびり少しづつ、
自分らしい(家族らしい)早く帰りたくなるような家づくりをしていきましょう♡
杏奈